【乾太くん】後悔する前に知っておきたいポイント!【重要】

リンナイ(株)のガス衣類乾燥機『乾太くん』。

ネット上を見ると「後悔したぁ」と感じている方もいるようです。なぜ後悔するような事があるのか?

そこで今回は、「後悔する前に知っておきたい事」と題しましてネット上の声とガス業界で働く私からみた見解を紹介してみたいと思います。

目次

ネット上の「後悔」という声の理由は?

  1. 新築時に排気ダクトを事前施工しておくべきだった
  2. オール電化でガスを入れると火災保険が割高になってしまう
  3. 洗面所の間取りが狭く乾太くんを設置する事ができない
  4. マンションで鉄筋コンクリートへの穴空けが困難
  5. 高気密住宅の為メーカーから外壁に穴を空けるとその他の保証が適用されないと言われた

主にネット上の声や実際に私がオール電化の方などから聞いた「後悔」に繋がる理由は上記5つになります。

実際に取り付けをした後は「後悔」という事は一度も聞いた事がありません。それは乾太くんは大活躍してくれ家族を守ってくれる一員になるからです。

では上記4つについて具体的に解説をしていきたいと思います。

新築時に排気ダクトを事前に施工しておくべきだった

こちらはオール電化住宅、ガス住宅問わず言える事ですが乾太くんを取り付ける際には必ず「排気ダクト」を施工する必要があります。

万が一、新築時に導入を考えていてこの先設置を予定されている方は建築時に間らず住宅会社と相談をして排気ダクト用の”穴”を事前に空けておく事をおすすめします。

後から穴を空ける時の注意点として筋交いや鉄骨など絶対に干渉してはいけない箇所に開通部を通す事が出来ないので設計の段階で穴を空けられるようによく相談をしておく事をおすすめします。

オール電化でガスを入れると火災保険が割高になってしまう

オール電化住宅とガス住宅では火災保険の料金が少し違います。結論としてガス住宅の方が割高になります。

今は少なくなりましたが「オール電化割引」を導入している保険会社もあるようです。

実際にオール電化から乾太くんを導入された方は火災保険の更新をして月々で500円から1,000円程の値上がりになるとおっしゃっていました。こちらは保険会社に事前に確認をされておくと良いですね。

しかし近年は、自然災害などが多くなり保険料が高くなっているのが現状です。オール電化、ガス住宅問わずして万が一の備えとしての保険なので保険料金が気になる方は保険会社の見直しをされるといいですね。

洗面所の間取りが狭く乾太くんを設置する事ができない

通常設置では、洗濯機の上になるように専用台を設置して乾太くんを取り付けします。

専用台はメーカー指定の耐久性と設計になっているので問題ございません。

しかし、「既存の間取りが狭く乾太くん設置すると更に狭くなる」、「洗濯機の上に造作棚があり設置できない」、「洗濯パンがあり専用台が設置できない」など設置に関してそもそも付けられないという方もいらっしゃいます。

この辺も新築時にこれから先の事を考えて設計や間取りを考えておくと後付けする事ができますので是非参考にしてみて下さい。

マンションで鉄筋コンクリートへの穴空けが困難

マンションの構造上鉄筋コンクリートが多い為、排気ダクトの開通が困難な場合が多いです。

ほとんどの場合、洗面所への取り付けが出来ずベランダなどに設置する方もいらっしゃいます。

マンションの場合は既存で設備されている物件もあるので是非お探しの際にポイントに入れておいて下さい。

高気密住宅の為、ハウスメーカー等から保証が適用されないと言われた

オール電化の方で乾太くんを取り付けしたいという方も多いと思います。

しかし、ネックになるのがハウスメーカーの住宅保証が適用されなくなる可能性があるという心配です。

基本的には、ハウスメーカー等で行った施工に関しては保証が下りますが他社が外壁に穴を空けた事による雨漏れの原因や気密性の低下はハウスメーカーでは保証してくれません。

万が一施工に関して心配がある場合は事前にハウスメーカーと確認を取り、メーカー施工の手順通りに行えば問題ないケースもあります。

後悔しないようにするには?

「乾太くんを取り付けたい!」と思っているけど様々な事情で付けられずに断念される方も多いようです。

そこで、新築、既築、マンションを事例にポイントをまとめたいと思います。

新築時に乾太くんを検討している方

新築時に検討している方には下記の3つに注意して下さい。

  1. ハウスメーカー、工務店に事前に伝えておく
  2. 洗面所の間取りをしっかり確保した設計にしておく
  3. 供給されるガス種を決めて指定の業者さんと金額と設置打ち合わせをしておく

既築時に乾太くんを検討している方

既築時に乾太くんを検討されている方には下記の4つに注意して下さい。

  1. ハウスメーカー、工務店に相談して排気ダクトの穴空けが問題ないか?の相談をする
  2. 設置有効寸法をガス屋さん依頼または自分で確認する
  3. ガス配管の経路やガス栓の位置、ガス料金体系の確認をする。
  4. ランニングコストを確認する。

マンションで乾太くんを検討している方

  1. 排気ダクトの穴空けが可能か?をまず確認する。
  2. ①がNGだった場合に違う場所に設置が可能か?(ベランダとか)
  3. ②が可能だった場合、排気ダクトは問題ないがガス配管工事が可能か?を確認してもらう。
  4. 既に乾太くんが設備としてあるマンションを探す

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ネット上の声ばかりを拾うと「後悔」というワードが出現されて一体みんなどうゆう事?と疑問に思っている方もいらっしゃったと思います。

こちらの記事をご覧になって頂き、参考になった方もいるかと思います。その他の設置に関しての疑問などございましたらお問い合わせ頂けますと幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次